2014年7月18日(金)
BORG 90FL
■ BORG 90FL 価格の発表及び予約開始です。
キビタキ
2014年7月14日(月)
撮影機材
■ 機材紹介 LMF-1
80φ鏡筒用のピントを合わすための装置です。
接続は80φドロチューブに接続できるようになっています。
ストロークが75mmありますのでドロチューブが必要ない場合には【7801】M77.6→M68.8ADを使って鏡筒に直接接続も可能です。
LMF-1の前側には回転装置が内蔵されています。
後方には回転装置がありせんのでカメラを接続する場合には別途回転できるパーツが必要です。
特徴はたわみが少なく、遊びやガタもありません。
カメラを装着しても動きがスムーズです。
フォーカスは粗動と微動のツマミがあり、粗動では鳥の動きに合わせてヘリコイドをグルグル回すよりも速い対応ができます。
この点からAFボーグに向いています。
またストロークが75mmあると焦点距離の長い89EDでもドロチューブで無限に合わせてLMF-1だけで6メートルぐらいまでピントを合わすことができます。
微動は粗動より軽く滑らかで良いのですが、素早いピント合わせが必要な野鳥撮影ではピントの山が掴み難いと感じることもある思います。
ピントの山を掴むにはボケることも大事です。ピークの前後のボケでピントの合っている部分が分かります。
それが微動の場合はボケたことが分かり難いので山が掴み難くなります。
動きが軽く微動なのでキャッチインフォーカスの反応は良いです。
ツマミの回転の重さは六角レンチで調整します。
締めすぎると回転が固くなり粗動がゴロゴロする感じになり
緩すぎると滑るようになり、上に向けて撮影するとカメラの重みで空回りしてしまいいくらツマミを回しても合わせられなくなります。。
車の窓などに鏡筒を置いて半手持ちも可能ですが上記のような緩い状態では空回りしたり、合わせてもカメラを押してずれてしまったりすることもあります。
ツマミの位置は左右より上下にする方が操作に安定感があり鳥には良いと思います。
粗動と微動のツマミは連動していて片方を回すと他方も回ります。そのため粗動ツマミを回す時に指の腹が微動ツマミに触れてしまいブレーキをかけてしまいます。ツマミを上下に配置することで粗動のみのツマミも左手で操作できますし、上から操作することで小指や薬指で支えることができ安定します。
一枚目の写真の右に写っているパーツはアイピースなどを接続するパーツでカメラ接続には必要ありません。
2014年7月11日(金)
BORGパーツ
■ 機材紹介 BU-1
当地では梅雨に入って雨は殆ど降らないのですが、曇った日ばかりで鳥を撮りに行けないので、この時期に順次機材の紹介をして行こうと思います。
先月にサンコウチョウの証拠写真を撮ってから全く撮影に行けません。
今年は夏鳥を撮りたい思っていましたがサンコウチョウはもう居なくなっているのではと心配です。
機材紹介はまずはBU-1からです。
丁度今日もBU-1を購入されたお客さんから下に書いてますBU-1の遊びについての問い合わせがありましたのでこちらから始めます。
BU-1は今までのパーツとして独立している80φ鏡筒、ヘリコイド、ドロチューブを一体化したものです。
80φ鏡筒+ヘリコイドMのセットより非常に使い易くなりました。
ヘリコイドは直進式で鏡筒が前に32mm(ヘリコイド1回転)伸びます。
ドロチューブ伸縮量は95mmです(回転防止ミゾ付)。
重量1.2kg 。
三脚座は六角レンチで取り外し、方向変換可能。
鏡筒バンドのネジを緩めることで鏡筒が回転できカメラの水平など合わせられます。
BU-1はヘリコイドに前側のパーツの重量の負荷がかかる構造です。
重めの対物レンズの負荷がかかってもヘリコイドの回転はそう重くならず滑らかです。
(滑らかと言っても極端に言えばガリガリゴロゴロ回転により機材が擦れる感触はあります。)
ヘリコイドの32mmの伸縮では77EDⅡでは10メートル弱辺りにピントが合います。(ドロチューブで無限遠に調整した場合)
焦点距離の長い89EDでは13メートル辺りです。77よりドロチューブの操作が多く必要になります。
71FLでは6メートル弱まで合わす事ができドロチューブの操作は殆ど必要ありませんが残念なところは少々重いことです。
そのため基本的には手持ちは厳しいです。折角の71FLの機動力が損なわれます。
先日もお客さんが私の言っていた通り手持ちは重いですねと仰っていました。
BU-1の悪い点はドロチューブの伸縮がし難いこととヘリコイドにやや遊びがあることです。
BU-1のドロチューブは80φのドロチューブより引っかかり易いです。またドロチューブを締めるリングも速い操作がし難いです。
BU-1のドロチューブは溝が切ってあり手持ちでもヘリコイド、ドロチューブ伸縮の両方の操作が出来るのですが、溝があることも引っかかり易い原因になっているのだと思います。
BU-1はヘリコイドの回転に遊びがある為、ピントが合わせがし難い点があります。
多少は調整も可能ですが遊びは残ります。
この点は試作品の段階でも指摘しました。
つい最近もお客さんから遊びが大きくピントが合わせられないと相談があり、メーカーに調整に出してもらったのですがその際に私も調整に出しました。
お客さんは良くなったと仰っておられましたが私の感覚ではまだ使い辛いところがあります。
ピントはピークを過ぎて初めて今ピントが合っていたことが分かります。
ピークを行ったり来たりしてピントを追い込んでいきますが、遊びがあると上手くいきません。
その他のトラブルとしては鏡筒の前側が下がる、三脚座のネジが利かなくなったなどがあります。
当ブログはご覧になる方がボーグの解像力等を適切に判断できるよう、判断の妨げになるトリミング、余計なコメント等は基本的に控え、メーカーページでは分からない製品の短所等も含め、正直な画像、正直な製品評価、正直な情報発信をしていきます。
本日もバーダーショップ フジノ ブログをご覧いただきありがとうございます。
BU-1
■ AFボーグ67FL オオアカゲラ、コゲラ。
経理部長の写真シリーズ、今日はAFボーグ67FL オオアカゲラ、コゲラの野鳥写真画像です。
オオアカゲラはピントが少し奥に合っています。
もう少し近づきたい距離ですが特にコゲラのような小鳥は67ではちょっと遠いです。
PENTAX K-5
ISO640 SS1/1250
ISO640 SS1/500
経理部長はISO640か800で撮るようにしています。
ノートリ、80%に縮小。
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オオアカゲラ, コゲラ
■ AFボーグ67FLで撮影したミサゴの写真画像
経理部長の写真を貼ったら67FLがバタバタと売れました。(笑)・・・・ほんまかいな。
ということで今日も経理部長の撮影した写真です。
冬に写した経理部長の会心作?です。
撮れているのはほとんど豆粒写真なのですがこれはきっちり入ってピントも来てます。