2018年6月7日(木)
BLANCA 70ED, お知らせ, 撮影機材
■ 笠井トレーディング★★ 25周年記念セール/第2弾 ★★
笠井トレーディング★★ 25周年記念セール/第2弾 ★★
笠井トレーディング 25周年記念セール です。
かなりお得です。
高機能DXマイクロフォーカス接眼部
税込37,800円 ⇒ 税込26,460円
高機能DXマイクロフォーカス接眼部は以前ボーグで同じもの(【9868】LMF-1)を税込56,365円で販売していたものです。
なんと半額以下です!
BLANCA-70ED
税込56,160円 ⇒ 税込 47,736円
下の写真のキャリングケースがカメラやAFアダプターなども収納できて重宝します。
この一式で上の以前ボーグで販売していた【9868】LMF-1の単品価格 税込56,365円より安いです。(笑)
2016年12月29日(木)
撮影機材
■ 「焦点距離の話」
写真は「紀伊半島カワセミ奮戦記」にアップしている古い画像です。
BORG125SD(750mm)、BORG101ED(640mm)、BORG45EDⅡ(325mm)です。
この三本、口径と焦点距離はこれだけ違いますが、F値は殆ど同じです。
F値が同じとみてこの三本でその焦点距離に応じて鳥との距離をとって同じ大きさに写した場合、
最も解像写真を撮り易いのは45EDⅡです。
F値が同じなら焦点距離が長い方が格段に難しくなります。
ただ、BORG45EDⅡは何が難しいかというと鳥に近づかなければならないという点です。
101EDの半分の距離に近づかないと同じ大きさに撮れないわけです。
以前お客さんがクローズアップレンズで短縮するのとしないのでは難しさが全く違いますねと話されました。
その時私は倍の倍ぐらい難しいと思ってますと答えたことがあります。
大分県のYさんもBORG71FLの次にBORG90FLを購入いただいた時に「500mmのブレは凄まじいですね。(AFアダプターをつけての話ですが)」と仰っておられました。
一方、焦点距離の違うレンズの歩留まりを単純に比較する方もおられます。
焦点距離の長さの違いをあまり重く考えておられないようです。
焦点距離が違えば撮影の難しさも全く違います。
望遠撮影で焦点距離が長いということは大変なことです。
仮に400mmF5.6口径71mmと 一段分長い560mmF5.6口径100mmのレンズがあるとします。
この場合同じF値で一段分長いので560mmF5.6の撮影は400mmF5.6より一段分難しくなります。
560mmで400mmF5.6と同じような歩留まりを得ようとすれば、もう一段明るいさらに口径の大きいレンズ(560mmF4口径140mm)が必要になります。
ましてや400mmF5.6を1.4倍テレコンで560mmにした場合は焦点距離が一段長くなる分歩留まりが悪くなる上に、F値も一段分暗くなり、シャッタースピードが遅くなりますので撮影は倍の倍難しくなります。
実際にはそれだけではなく、焦点距離が長くなると鳥を捉えることも難しくなりますので難易度はさらに上がります。
テレコン等で焦点距離を長くするということはそれだけ難易度は上がるということを十分意識して撮影することが大事だと思います。
焦点距離の長さの違いのブレの凄さを十分感じられている方が、解像写真を撮られているのだと思います。
以上を「攻略! BORG」のページにアップしました。
野鳥
2016年12月28日(水)
撮影機材
■ 笠井トレーディングのマイクロフォーカス三機種の比較動画
笠井トレーディングのマイクロフォーカス三機種の動き(回転のスムーズさ)の比較の動画を撮りました。
動き具合はローラーの圧の調整具合にもよりますが、普段使っている滑らない程度の調整です。
V-Power接眼部はグルっと回した勢いでかなり動いて行きます。(上方向にでも)
もちろんハンドルを止めればピタリと止まります。
高機能DXマイクロフォーカスはV-Powerより劣りますが、回した勢いで結構動きます。
(動画は旧LMF-1ですが、現行のDXマイクロフォーカスはV-Powerと同じくローラーにダイヤモンドパウダーコーティングがされ滑りにくくなり、ローラー圧も緩めることができると思いますので動きも旧LMF-1より良いと思われます。)
動画は
V-Power接眼部(最上位機種)
高機能DXマイクロフォーカス接眼部(上位機種) 旧LMF-1
屈折用マイクロフォーカス接眼部(エントリーモデル)
の順です。
マイクロフォーカス
2016年12月5日(月)
撮影機材
■ 笠井トレーディング接眼部 三機種の外観の比較
V-Power接眼部, マイクロフォーカス接眼部
2016年12月4日(日)
撮影機材
■ 機材紹介 合焦装置 クレイフォード式とラック&ピニオン式。
「攻略BORG」のぺージにアップする機材写真です。
笠井トレーディングの三機種(クレイフォード式)
上から
V-Power接眼部(最上位機種)
高機能DXマイクロフォーカス接眼部(旧LMF-1)
屈折用マイクロフォーカス接眼部(エントリーモデル)
とボーグの新製品 ラックピニオン接眼部(4枚目)です。
笠井トレーディングの三機種は後日、見た目の高級感や動きの違いなど今回撮影した写真と、動画で分かり易いように説明します。
同じように見える合焦装置ですが、
クレイフォード式とラック&ピニオン式があります。
それぞれの長所と短所があります。
クレイフォード式はギアではなくローラーシャフトをドローチューブに当てて摩擦で動かす方式で、
長所はそのために遊びがなく、また、軽い力で回転ができるので機材を揺らすことが少なくピント合わせがし易い点です。
短所はローラーシャフトの圧の調整具合によりますが、重いカメラをつけて上に向けた時、滑って空回りしてしまうことがあることです。
私も101EDで今のエントリーモデルの屈折用マイクロフォーカス接眼部の前の機種を使い始めた頃、
木の上の方に来た鳥を撮ろうといくらピントを合わせようと回しても合わない。
訳が分からず難儀したことがあります。(笑)
その後は滑ったことはないです。(今はそんな上を向けて撮ることもありませんが。(笑))
現在の高機能DXマイクロフォーカス接眼部やV-Power接眼部は滑り止めにダイヤモンドパウダーコーティングがされています。
ただ、ローラーの圧が緩んでいて現場でを調整したいこともありますので、六角レンチは携行した方が良いです。
ラック&ピニオン式は
ギアの噛み合わせで動きますのでクレイフォード式と違って滑ることはありません。
ラック&ピニオン式の一般的に言われる短所はバックラッシュ(遊び)があることです。
一方向に動かす場合には問題ないのですが、ピント合わせの場合はピントのピークを行ったり来たりしてピントを追い込みます。
そして最後は勘で一戻しするのですが、この反転する時に遊びがあるとピントが合わせ難くなります。
最後に戻したつもりが戻っていない(ピントが合ったつもりが合っていない)ということが起こり易くなります。
遊び分を感じてピント操作することが必要です。
V-Power接眼部, 屈折用マイクロフォーカス接眼部, 高機能DXマイクロフォーカス接眼部(旧LMF-1)
2016年7月30日(土)
撮影機材
■ ブラインドに扇風機、快適です!(笑)
カワセミ写真, カワセミ撮影, 野鳥撮影
■ 鹿児島県Hさんカワセミ写真作品 と フルサイズ(PENTAX K-1)について。
鹿児島県 Hさんからいただいたカワセミ写真作品です。
ブラインドを使われるようになり、Hさんからもカワセミの作品を頂くようになりました。
カワセミが来てくれた時には日が陰ったそうです。
BORG71FL+1.4テレコンDG+K-3
上から
ISO 800 SS 1/320
ISO 800 SS 1/250
ISO 800 SS 1/200
ノートリ縮小
お客さんからペンタックスのフルサイズのK-1の話題が何回か出ました。
写真は色々な被写体があり、カメラも人それぞれ好きなカメラを使えば良いわけですが、
私は鳥以外には殆ど使わないのでフルサイズで野鳥を撮ろうなどと思ったことは一度もありません。
見よう見ようと思っていたK-1のメーカー仕様ページも正直今日初めてを見たところです。
フルサイズは興味がないので3000万画素台ということと連写速度は4コマ台ということぐらいしか知りませんでした。
私がデジタル一眼レフで野鳥撮影を始めた理由はフィルムでなく何枚でも撮れるということと、もう一つは焦点距離が1.5倍に大きく写るということですのでフルサイズは考えたこともありません。
キットの300mmズームにケンコーの1.5×テレコンをつけて野鳥撮影を始めましたが焦点距離が全く足らずすぐに400mmを購入。
今でもこの35mm換算900mm(1.4×テレコンで換算840mm)辺りが野鳥撮影の最低ラインだと思っています。
フルサイズで現在のAPS-Cの 2400 万画素に見合う 5600 万画素ぐらいの画素数と、同等の連写速度があればトリミングで使うのも良いでしょうが、
K-1は 3640 万画素ですのでAPS-C分は約 1540 万画素、
連写速度がフルサイズで 4.4 コマ/秒。
2009年発売のK-7が 1460 万画素、5.2 コマ/秒ですのでそれと同じぐらいです。
APS-Cの 2400 万画素等倍でビシっと来た時の解像感を味わった者がその画素数に戻れません。
APS-Cでもトリミングしている人が、フルサイズで撮って結局APS-C相当分より小さくトリミングしてたら何してるこっちゃ分かりまへん。(笑)
先日ご紹介した大分県Yさんが撮っておられるような近距離のトビモノを狙うには良いでしょうが、隅っこに入った写真撮って大トリしても面白みもありません。
まあ、要は結果ですからフルサイズであろうが何であろうが、結果の良い写真がコンスタントに撮れれば良いわけです。
どう見ても写ってない写真で自画自賛してても話になりませんが。(笑)
それでは明日から連休させて頂きます。