「ブレずに行こう!」

カワセミと野鳥の写真撮影日記

2023年1月
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
3031  

menu

ON_OFF

■ ライトルーム クラシック 新しいマスク

Adobe Lightroom Classicに新しいマスクが追加されています。「人物」「オブジェクト」「背景」という新しい選択方法です。

このうち「人物の選択」は野鳥には関係ないですが、「背景の選択」と「オブジェクトの選択」は使えそうです。

 

新ライトルームクラシックのマスクのメニューは次の画像です。下のカワセミの画像を開いているので「人物は見つかりませんでした」と表示されています。賢いです。

Adobe Lightroom Classic

 

マスクやプリセットなどはこれまであまり使っていないので確かなことは分かりませんが、選択の精度もよくなっているように思います。
次のような同じ止まり木にカワセミとまった写真が沢山あるのですが、「被写体を選択」すると下の写真のように止まり木の手前の部分はマスクされてカワセミより向こう側はマスクされていません。「空を選択」してもその次の今回新しく追加された「背景を選択」のようなマスク(被写体を選択の逆)になってしまい、手作業で修正しなければ使えませんでした。
しかし、現在の「空を選択」を適用すると綺麗にカワセミと止まり木以外を選択してくれています。(若干の被りはありますが)
これを反転すれば被写体もうまく選択できます。

「オブジェクトの選択」もかなり良さそうでカワセミのみ選択するのに使えそうです。


カワセミ画像

 

「被写体を選択」
カワセミ画像

 

「背景を選択」
カワセミ画像

 

「空を選択」
カワセミ画像

 

 

 

 

 

 

■ ライトルーム クラシック プリセットが凄い!

Adobe Lightroom Classic、さほど使いこなしているわけでもなく、また頻繁に使っているわけではないので、以前のバージョンがどうだったかとかは、細かいとこまでは分かりません。

しかし今回、プリセットを試して驚きました。前バージョンでも少し弄っていたので今回のバージョンアップではないかと思いますが、プリセットを使ってみてビックリします。

マスクに「被写体を選択」や「空を選択」の精度が上がっているのだと思いますが、「背景を選択」も追加されているようです。

そのためかと思いますが、プリセットのメニューに「アクティブ:空」「アクティブ:被写体」という項目が追加されています。

とりあえず試した「アクティブ:空」が素晴らしいので適用した画像をアップします。「アクティブ:被写体」は「アクティブ:空」の反対かと思うのですが、そうでもないようで、真逆ではないようです。この辺りは次回アップしたいと思いますが、今回は「アクティブ:空」の6種類のプリセットを使った画像をアップします。

カワセミと止まり木以外は「空」と認識されているようで、見事に背景のみの色合いが変わっています。

 

写真は一枚目のカワセミ画像に「アクティブ:空」の下記プリセット適用した画像です。
サンセット
ストームクラウド
ダークドラマ
ネオントロピックス
ブルードラマ
日の出
の順です。

 

 

■ ライトルーム クラシック アップデート 凄い!

最近また、Adobe Lightroom Classic のアップデートがあったようで、これまた凄い!

しばらくはPython、でWebp形式画像や複数サイズに一括縮小するための画像縮小のアプリを作ってみたりとかで、ライトルームクラシックは使っていませんでしたが、昨年末ごろのアップデートで何か変わったかは気になっていました。

それで久々に使ってみましたが、まず、マスク関係が変わっていることにビックリ!、メニューが変わっているではないですか!!
えっ、また、変わったんかと少し弄って画像を書き出してみて、何気なくファイルサイズを見てみると目を疑うほど小さい!!!

よく見てみると画像の書き出し保存のクォリティのデフォルトが60%になっているようです。
実はこれまでこのクォリティがデフォルトでどうなっていたかは知らないのですが、見た感じでは、画質が悪いとは感じないので70%、80%で書き出して比較してみました。しかし、画像の品質の差はほぼわからないので、しばらく60%で使ってみようと思います。