■ 大阪府 Nさん PENTAX K-1撮影 野鳥写真作品
大阪府NさんからBORG90FL PENTAX K-1 の野鳥写真画像を頂きました。
ミサゴ, 野鳥
ミサゴ, 野鳥
■ 「お客さんの作品ページ」に2015年分作品をアップしました。
ミサゴ, 野鳥
■ AFボーグ71FL撮影 ノートリ野鳥写真画像 ミサゴ
今日の野鳥写真はAFボーグ71FLでノートリ(4枚目まで)のミサゴです。
ミサゴ, 野鳥
■ 「お客さんの作品ページ」2014年優秀作3名様の写真
「お客さんの作品ページ」2014年優秀作3名様の作品です。
一覧しやすいように当方でトリミング縮小しました。
鹿児島県 Hさん コゲラ
AFボーグ71FL PENTAX K-5Ⅱs
この大きさに写って被写界深度範囲に収まっていてしかも小羽枝感のある写真です。
これほどのコゲラの写真は少ないのでは。
東京都 Aさん シジュウカラ
AFボーグ71FL PENTAX K-3
こちらもこれほどのシジュウカラの写真は少ないのでは。
岡山県 Kさん ミサゴ
AFボーグ71FL PENTAX K-5IIs
こちらも大きく表示できるトビモノです。
こんなコゲラやシジュウカラの写真見せられたら自分も撮りたいと思いますね。
東京都 Aさんから面白いメールを頂きました。
今回の発表前の先日頂いたメールです。
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私は自称「解像フェチ」と言ってます。
私見、解像感を得るには。
1 ボーグレンズを使う
2 カメラを選ぶ(今はK3)
3 ピントを合わせる(AF 頼りになりますね)
4 もっとピントを合わせる(連写頼り)
5 カメラ側のぶれに注意する
6 鳥さんの慈悲にすがる(鳥さんはモデル志望ではないと思います。)
以上が今の私の実感です
つまらないことを書きました。
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「解像フェチ」こそ上達のコツですね。
風景写真撮りたいなら別にボーグ使わんでもいいわけですし。(笑)
あとは撮った画像の見極め。
以前も書きましたが東京都 Aさんは色々なカメラを使われてきました。
鹿児島県 Hさんもです。
コゲラ, シジュウカラ, ミサゴ
BORG 77EDⅡ, 野鳥写真画像
■ 長崎県Kさん BORG、77EDⅡ PENTAX K-5IIs作品 と 「攻略! BORG」のページを大幅更新中
長崎県Kさんからミサゴとイソヒヨドリの写真をいただきました。
残念ながらイソヒヨドリはドンブリ模様が出てしまったようですが良く写っています。
鳥が良く写っているので立体感も引き立ちます。
ドンブリ模様はどうも羽毛の写る大きさと1画素の大きさとの兼ね合いで出やすい距離がありますね。
RAWで撮っていれば出てしまった場合は解像感は犠牲にしてシャープネスの種別の変更で軽減も可能ですが。
イソヒヨドリはノートリ等倍をファイル容量だけ落とさせて頂きました。
BORG 77EDⅡ PENTAX K-5IIs
先日より 「攻略! BORG」 のページを大幅更新しています。
本日は以下の「ヘリコイド、LMF-1、MMF-1」をアップしました。
「ヘリコイド、LMF-1、MMF-1」
BORGでピントを合わす為の大切なパーツです。
ピントは合わすと言うより山を掴むものです。
これは光学ファィンダーであろうが、EVFであろうが同じです。
ピントのピークはそれを行き過ぎて初めて先のところがピークであったことが分かります。
よくEVFでピントが合せ易いとコメントしながらも非常にピントの甘い写真を貼っているのを見かけますが、山を掴んでないからだと思います。
BORGはM57ヘリコイドLⅢのみで近距離までピント合わせができます。ドロチューブの出し入れはほぼ必要ありません。
BORG90FL、89ED、77EDⅡのヘリコイドMではドロチューブの出し入れと併用してピントを合わす感じになります。
LMF-1ですと伸縮幅が75mmありますので、上の表1からBORG77EDⅡならドロチューブを使わなくても 4.5mぐらいまでピントを合わすことができます。鳥の場合、無限に合う必要もないのであらかじめドロチューブを少し引き出して固定しておけば、さらにその分近くまで合焦することができます。
鳥はこちらから近づくと逃げてしまいますが、じっと待っていると案外近くに留まってくれますので最短は大事です。
ヘリコイドのお勧めはM57ヘリコイドLⅢです。
ボーグは本来天体望遠鏡ですから近距離にピントを合わす必要が無いからかヘリコイドの伸縮幅が小さく鳥には不向きです。
M57ヘリコイドLⅢは前後同時に繰り出してきて回転に対して伸縮が大きく、素早くピントを合わせる必要のある野鳥用には適しています。 リング3/4回転で35mm伸縮します。
上の表1をのように35mm伸縮があれば、77EDIIでもヘリコイドのみである程度の範囲のピントが合わせることができます。
鳥はじっくりとピントを合わす事ができるケースを待っていてはなかなか撮影できません。
また、超望遠では仮に鳥が静止してくれても、こちらの振動で揺れてピントが確認し辛い点があります。
ピントを合わすというより、いかに早くピントの山を掴むかが大切です。
ピッチの小さい微動過ぎる伸縮ではこの山が掴み難くなります。飛んでいる鳥にピントを合わすのもそうです。
この点M57ヘリコイドLⅢは程よいピッチで使い易いです。
ヘリコイドの難点は前後の重量で動きが渋くなることです。 また、伸びた状態では多少のたわみは出ます。
私が使用していたマニュアルレンズSMC PENTAX 500mmF4.5もヘリコイドが非常に重くなりました。このような経験があると直進式のヘリコイドの重さによる渋さは当然と言えば当然ののことなのですが、今までインナーフォーカスを使ってこられてこのようなマニュアルレンズを使ったことのない人は戸惑われるかも知れません。
LMF-1、MMF-1の難点は微動が微動過ぎる点です。微動過ぎると山が掴み難いのと鳥の動きについていけません。この点はやはり天体向きです。微動の操作に工夫が必要です。
良い点は粗動の動きが大きいことです。鳥を見つけてファインダに捉える際、また、鳥の遠近の動きに対しての対応がヘリコイドより速くできます。この点は特にAFボーグに向いています。
LMF-1、MMF-1のたわみは非常にしっかりしていて殆ど感じません。
MMF-1についてはチューブが細いため後方にテレコン等が直接接続できないなどの制約がありますので注意してください。