■ 鹿児島県Hさん野鳥写真作品 マヒワ と 「解像力の見分け方」のページを更新しました。
鹿児島県Hさんからマヒワの写真画像を頂きました。
いつも良く写されています。
BORG71FL+FAF1.7+K-3
当方で縮小
本日も「解像力の見分け方」に追加項目をアップしました。
「大きく写った画像の羽毛は写ってあたり前、その写り方が問題」
鳥を近くから写せば当然ですが大きく写ります。
鳥が大きく写ると当然羽毛も大きく写ります。
羽毛が大きく写ると一本一本の見分けはつきます。
ただ、大きく写ると単に羽毛も大きく写るというのではなく、より細部が写らないといけません。
その写り方が問題です。
上の「小羽枝感」のように鳥が近距離から大きく写った画像では小羽枝が写ります。
また、下にで説明しますように簡単に写り易い部分と解像し難い部分があります。
ネットで大きく写っただけで細かい部分の皆目写ってない甘い画像を絶賛していることもよく見かけます。
やはり自身で見極めることが大切です。
よく 「近くはそこそこ解像するが、遠くは写らない」と言う方が居ます。
これは上記のように近くの羽毛は多少甘くてもある程度は写るので解像したと勘違いしているだけで実は十分写せていないのだと思います。
近くで小羽枝の出てない写り程度の撮り方で遠くを撮れば、鳥全体がべたーっと写ってないと感じる画像になるのだと思います。
仮定の話しですが、5メートルの距離で一本の羽毛の太さが3画素で表現されているとすれば、15メートル離れると一本の羽毛を1画素で表現することになります。 1画素分ブレたとしても5メートルなら羽毛はなんとか識別できるでしょうが、15メートルで1画素分ブレるとベターっと甘い絵になると思います。