「ブレずに行こう!」

カワセミと野鳥の写真撮影日記

2011年12月
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2011年12月20日(火)

撮影機材

■ 親指AF

最近カワセミポイントは朝方雲の多い日が多く、また、試したいこともあって近くの海でカモメやカモを撮っています。
何をしているかというとこの手の鳥の動体狙いの使い勝手や使い方とカメラの設定やAF、MFでのピント合わせについて試しています。

そうして試しているうちに一つ知らなかったことがありました。
ご存じない方もおられると思いますので取り上げました。


 
AFを使用の場合ですが、やはり鳥は親指AFが向いています。
飛んでいるカモメにしても距離や飛ぶ方向によって、AFを作動させながら追ったり、
ジッと一瞬だけ作動させて数枚連写し、また作動させてを繰り返して追い続けたり、
マニュアルで合わせたりと、切り替えができます。
泳いでいるカモでも寄って来る時に手前手前に置きピンぎみにMFで撮りたい時もあります。

その時のAFのモードは、私はAF-Cを使うことが多いのです。
その点も今回いろいろ試しているのですが、
やはりAF-CでジッとAFボタンを一回だけAFを作動させてAF-S的に使ったり、
押し続けてAFを作動し続けたり、MFで合わせたりと柔軟に対応できます。

メジロなど動き回る鳥も動いている時はAF-CでもMFでも良いのですが、たまに停止してくれた時にはAF-Cでは逆に外れてしまいます。
そういう時にマニュアルで使う場合なのですが、この場合AFボタンは押しません。
そうしてMFでピントを合わせてシャッターボタンを半押ししても通常のMFモードとは違いフォーカスエイドは効きません。
 


この時のマニュアルフォーカスでフォーカスエイドが効けば言うことないのになあと思いながら、純正レンズでも試してみました。

仕組みは分かりませんがマニュアルのペンタックスのAレンズで試してみると、一度AFボタンを押しながらフォーカスエイドをピピッと効かすと、
あとはシャッターボタンのみの半押しでもフォーカスエイドが効きます。

同じように純正のAFレンズで一度AFボタンでAFでピピッあわせた後マニュアルでピントを合わせ直してシャッターボタンを半押ししてもこの場合はフォーカスエイドが効きません。
ボーグにAFアダプターでも同じです。

やはりフォーカスエイドは使えません。

それで今まで何度かは使ったことがあるだけの、
シャッターボタン半押し-AF作動、AFボタン-AFキャンセルの設定を確認してみました。
するとなんとこちらはAFボタンを押しながらマニュアルで合わせてもフォーカスエイドが効きますね。
今まで気付きませんでした。

この方法(親指AF切り)ですとMFでもフォーカスエイドが使えますが、先の親指AFより操作し難い点も感じます。
慣れれば問題ないかも知れませんが。

 

ウミネコ ウミネコ