BORG 72FL
■ BORG72FLが発売されました。BORG 72FL対物レンズ【2672】
BORG72FLが発売されました。
BORG 72FL
メーカーHPより
71FLの後継機、ついに登場。
<本製品のキャッチコピー>
・これから始めよう、スタンダードBORG。
<本製品の特長>
BORG史上、最大ヒットとなった71FL対物レンズが完全新設計でリニューアル! フローライトレンズの性能を最大限引き出すべく設計を見直し、当時の71FLよりも色収差を改善しています。特にデジタルカメラのセンサー特性に合わせる形でチューニングを施していますので撮影用レンズとしておすすめです。
また72FLはコンパクトな外観を生かしてBORGの80Φ鏡筒システムだけでなく、別売のラッパを使用する事により60Φの鏡筒システムでも使用する事が可能です。これからBORGを始めるユーザーであればご自身の用途に合わせて選択できますし、今71FLを活用中のユーザーであれば対物レンズだけを72FLに交換する事もできます。
機種名 72FL対物レンズ
型番 【2672】
口径 72mm
焦点距離 400mm
口径比F 5.6
レンズ構成 2群2枚フローライトアポクロマート
コーティング マルチコート
重量 370g
外径(最大) 86mm(フード外径)
フィルター フード先端に77mmのフィルターネジ
BORG 72FL
■ BORG72FLが発売されました。72FL望遠レンズセットCH。
72FL望遠レンズセットCH【6720】BORG72FLが発売されました。
メーカーHPより
72FLとカーボン鏡筒がセットになった本格的撮影用セット!
<本製品の特長>
●BORG史上最大ヒットとなった71FLシリーズ、その後継機種となる72FLを採用したセットです。
●製品名のCHはカーボン鏡筒の頭文字Cとヘリコイドの頭文字Hから取ったものです。
●キヤノンオプトロン製高性能フローライトを搭載。EDレンズよりもはるかに少ない軸上色収差を実現。
●カーボン鏡筒・カーボンドロチューブが標準装備。軽量で分割可能なので海外遠征に最適。
●超高精度のM75ヘリコイドが標準装備。シビアなピント合わせや手持ち撮影が可能に。
●バンド・アルカスイス対応のプレート・ビクセン対応のプレートが標準装備なのですぐに使えます。
●各パーツが分割可能。海外旅行など自家用車を使えないシーンで荷造りや携帯が非常に有利。
●皆既日食の撮影機材としても最適。最重要製品である対物レンズを機内持ち込みに出来る利点。
●自分のスキルや撮影シーンに応じてカスタマイズやグレードアップが出来る。
●本製品はオールMADE IN JAPAN。高品質と優れたアフターサービスを完備。
※写真のカメラ、カメラマウントは別売
<本製品のオススメポイント>
・天体望遠鏡ベースとは思えない軽量モデルで、天体だけでなく野鳥撮影に気軽に使える機種です。
・付属のM75ヘリコイドはスムーズかつ高精度。72FLのポテンシャルをしっかりと引き出します。
・カーボン鏡筒は軽量・高剛性で温度差にも強く、総金属製の望遠鏡とは違ったメリットがあります。
・状況に応じて、別売の60Φ鏡筒システムにも換装可能。カスタマイズの幅が広がります。
・マニュアルフォーカスならではの楽しさや奥深さを学ぶ事ができます。
・カメラマウント交換式なので、メーカー問わずカメラの性能を最大限生かした撮影体験ができます。
<使用上の注意>
・本セットは各種補正レンズ(レデューサー・フラットナ―・テレコンバーター等)が別売です。中心像は非常にシャープですが、周辺像はコマ収差の影響で像が流れます。コマ収差を補正するには、必ず補正レンズを併用下さい。
・M75ヘリコイド【7875】を装着する位置と向きは自由です。鏡筒と7700の間にも装着可能。向きも前後のアダプターを入れ替えれば、リバースして装着が可能です。
・付属のマルチバンド80Φ【7085】はネジ1点止めですが、別売のネジM6P1【1620】を使用すると2~4点止めになり、より強固に固定ができるようになります。
機種名 72FL望遠レンズセットCH
型番 【6720】
口径 72mm
焦点距離 400mm
口径比F 5.6
レンズ構成 2群2枚フローライトアポクロマート
コーティング マルチコート
全長(光路長) 370mm
鏡筒径 80Φ
重量 約1.8kg
フィルター フード先端に77mm、7000の内側に52mmフィルターネジ
付属品 72FL対物レンズ【2672】、80ΦL70mmカーボン鏡筒【7070】、カーボンドロチューブユニット【7700】、M75ヘリコイド【7875】、M68.8→M57AD【7507】、カメラマウントホルダーM【7000】、マルチバンド80Φ【7085】×2、マルチバンド用スペーサーL20【7020】×2、ロングプレート200【3200】、Vプレート125【3125】
その他 最短撮影距離:約4m
■ AFボーグ BORG71FLで撮影したノウゼンカズラのメジロの写真 野鳥写真集スマホ対応
AFボーグ BORG71FLで撮影したノウゼンカズラのメジロの続きです。
野鳥写真集スマホ対応完了しました。
各野鳥の写真サイズを画面サイズにより切り替えるようにしました。
スマホでの読み込みが軽くなると思います。
メジロ
探鳥地、野鳥撮影ポイント
■ 野鳥撮影スポット・長野県 霧ヶ峰
ノビタキ、ホオアカなどの野鳥撮影スポット、長野県 霧ヶ峰の紹介です。
先月、長野県の霧ヶ峰に行ってきました。
これまで何度も行ったポイントです。
何度も行ったと言ってもここで撮影した野鳥はノビタキ、ホオアカ、あとコヨシキリぐらいですが、
毎年信州白樺湖方面に行った時は良く様子を見に行っています。
ホオアカは曽爾高原などで見れますが、ノビタキは大阪では渡りの途中のものが見れる程度でオスの色も頭部が少し黒い程度。
やはり雄のノビタキは黒い夏羽の個体を見たいです。
霧ヶ峰~車山ではでは毎年6月にレンゲツツジ、7月にニッコウキスゲが咲きます。
レンゲツツジが咲くころにレンゲツツジに止まるノビタキを狙ってカメラマンが並びます。
ノビタキは以前ビーナスラインの料金所のあった売店や公衆トイレのある交差点から南へ行く道路沿い草原に多く居ます。
カメラマンが並ぶのは公衆トイレの向かいです。
霧ヶ峰から車山は標高1600mから1800mぐらいのなだらかな高原です。
諏訪湖は標高800m弱なのでそこから1700mぐらいまで県道40号線13㎞を一気に上ります。
茅野市からは白樺湖を通って車山、霧ヶ峰と進みます。
この間、景色や眺望が良く、澄んだ日には富士山も見ることができます。
この日は風景ばかり撮ったので鳥は一時間ほど撮っただけですが、感触としては今年はまずまずの個体数だと思います。
上から二枚目の写真の所で何年か前の六月の終わりに撮影したもの。もう全体が緑に。
ノビタキ
ヤマセミ写真画像
■ ヤマセミ考
ヤマセミについて考える
一般的に警戒心が強いと言われるヤマセミです。ただ、撮影していてヤマセミはホントに警戒心が強い鳥なのかと思うこともあります。
アオサギなども人が近づくと結構な距離から逃げます。大型の鳥の方が警戒心が強いように思います。やはり大きな鳥の方が目立つからなのでしょう。ヤマセミが特に警戒心が強いということでも無いように思います。
近づける距離はカワセミは30メートルでヤマセミは100メートルなどとネットで見かけますが、100メートルと切りが良すぎるのも?です。個体差もあるでしょうから一律に言うのも?です。
ヤマセミの撮影は朝ヤマセミが活動始める前にスタンバイするの普通だと思いますがそれで良いのか。
ヤマセミへのアプローチに何か良い方法はないか。
ヤマセミに警戒されたから来ないのか、それとも撮影してなくてもその日は来ないのか。
ヤマセミについて色々考えたことや覚書をここに追加していきます。
他のカメラマンが居て、途中で撮影ポイントに出入すると他の人の迷惑になるような制約がある。
そんなポイントは除外です。
ヤマセミの警戒心
撮影していてヤマセミはカワセミより警戒心が少ないのではないかと思うことも良くある。
ヤマセミは本当に警戒心が強いのか?
何人ものカメラマンのテントが並ぶ光景をネットで見かけますが、そのような状態でヤマセミが人間に気づいて無い訳がないと思われる。それでもそのポイントに来るというのは警戒心が強いと言えるのか。
ヤマセミの縄張りは広く、他にいくらでも魚を捕るポイントがあるだろうに。
止まってすぐはケッケッケと鳴いているが、しばらくすると鳴き止む。
ヤマセミは威嚇してくる。
頭(テント)の上をケケケケとけたたましく飛び回った。
養魚場の人にヤマセミは気の強い鳥だ、ネットに絡まったのを助けてやろうとしたら噛みつきに来ると聞いた。
カワセミもそうだが、よそ見しているとめの前を飛んで行くが、川に注意を払っていると、避けて飛んで行く。
ブラインドで観察していた時、人が近づくと後ろのヤブに隠れた。
ブラインドに入っていると手の届きそうなところに止まったり、飛んで行ったりした。
車をつけると飛び去ったので、すぐにテントを張ったら、すぐに戻って来た。
地元の人にヤマセミはこの辺りには居ない、下流の民家のある辺りに居る。
ヤマセミは山の奥には居ないと言われたことがある。
民家の横に止まっていた。
川に面した民家から川を渡して張ったホースにヤマセミが止まっていた。
ヤマセミの行動
カワセミはしばらく同じパターンで来ることが多いが、ヤマセミには当てはまらない。
来ない時は、まったく来ないし、周辺にも見当たらない。
まったく違う場所に行っているのではないか。
ヤマセミの縄張り範囲は広いが行動範囲はさほど広くないのではないか。
繁殖期とそれ以外では居場所が違う。
縄張りと言ってもきちっとした線引ができているわけではないだろう。自分の縄張りに侵入してきたものには怒るが、他人の縄張りを守ろうなんて気はない。
2時間じっと止まっていたこともある。その間魚を獲ろうともしなかった。
ヤマセミは一日5〜6匹の魚を食べをると書いてあるのを見たことがあるが、5匹として5時〜19時まで14時間だと4時間に一匹しか食べないことになる。
かなり大きなオイカワを食べているのを見たことがあるが、
ヤマセミの体重は300グラムほど?、一日に体重の何パーセントの重さの食事をするのか。
20パーセントで60グラム。
漁協のアマゴ成魚放流情報に平均50グラムとなっていたら小さいと判断しますが。
体ごと右を向いたり左を向いたりを繰り返す。相方を探している?。
巣から出て来たら水浴びする。
抱卵時も二羽で飛んでいる。
卵は四六時中抱かなくても良いのか?
長く止まっていたヤマセミのオスが飛び立つと対岸の茂みの中からメスが飛び出して一緒に飛んで行った。気配はまったくなかった。気づかなかった。
ヤマセミのアプローチのタイミング
ブラインドは必須。
ヤマセミの撮影機材は朝ヤマセミが活動始める前にスタンバイするのが普通。
そもそも定まったポイントで待つ方法が良いのかどうか?
定まったポイントに来るのは巣ごもりしている時だけではないか?
ヤマセミは一度姿を見られるとその日はもう来ない。本当か?。
ヤマセミは朝一番縄張りを巡回する。本当か?。
仮にヤマセミが朝一番縄張りを巡回して、もし人が居ればそこには一日来ないと言うのが正しいなら、見つかって一日中来ないリスクを負うより、朝一番はやめて、人が居ないと思わせてから、すきを見てテントを張る方が良いのではないか。
ヤマセミ
カワセミ
ヤマセミ写真画像
■ ヤマセミの探し方・ヤマセミ生息地
もうすぐ、ヤマセミを見つけやすい季節ですので、「ヤマセミ奮戦記」に下記追加しました。
ヤマセミ生息地
2018.12.31 「ヤマセミ生息地」というタイトルで以下を追加します。 上の2015年掲載分と重複した内容もありますがご容赦ください。
ヤマセミはあまり暖かいところには生息していないようです。
大阪周辺では雪は殆ど降りませんが、それでもその中で比較的寒い地域にみられます。
私が周辺でヤマセミを確認しているポイントの標高は最も低い所が200mちょっと、高い所で500mです。 御嶽山の麓の王滝村では900mほどの標高のところで確認しています。
冬の厳寒時の最低気温で言うと寒い日は-2~-5度くらいになる地域です。大阪とは3~5度ぐらいの差です。
ヤマセミも探すに当たってはカワセミ同様にグーグルアースで川の様子や標高を見ておくと良いと思います。 航空写真を見て谷の深そうな(川が見え難い)川は後回しにするとよいです。そのような川はヤマセミが居たとしても写真は撮り難いはずです。
写真撮影の観点から言うと川幅は20メートルぐらいまでが好ましいです。 川の大きさは驚くほど小さな川でも見られます。 写真は川幅7、8mの水深の浅い小さな川です。
[画像あり]
ダム湖などはヤマセミが居ても遠すぎて写真にならないところが多いので、出来るだけ小さい川がおすすめです。
ヤマセミは案外川沿いに道路が通っていて、民家もあるような川でもいるのですが、ただ、その中でも道路から川が見え難い区間が狙い目です。 黄色の区間は両岸に木があり道路から川がよく見えません。
[画像あり]
実際に探すに当たってはカワセミと同じく、まずその川にヤマセミが居るかどうかを見極めることを目的に探します。
ただ、ヤマセミの場合は一所に1時間止まっているくらいはザラで、2時間以上目の前に止まってテントから出れず、難儀したことがあります。(笑)
このようにヤマセミはカワセミほど動きませんので飛んでいるところを見れることは少ないです。
おまけにヤマセミは人が近づくと後ろの藪の中などに隠れます。
カワセミは人が近づくと飛び立つことが多いのですが、ヤマセミの場合は飛び立たずに隠れてしまうことがよくあり、またそれが警戒心の強さから遠いうちから隠れてしまうので見つけるのは難しいです。
自分が止まっているヤマセミを観察していて、そこから目で追っていったから現在止まって居る所が分かるが、もし今ここを誰かがヤマセミを探しても見つけることはできないだろうというような所に止まって居ることが多いです。
ただ、2月~3月はなぜか写真のように木に止まっていることが多いです。 見通しの良い所から落葉した木をチェックしていけば見つけ易いです。
ヤマセミはカワセミと違って大きく、色も白いので遠くからでもよく見えます。ヤマセミはカワセミと違い驚くほど高い所にも止まりますので上の方も見ていきます。
なぜなら、ヤマセミはカワセミと違い、まだ距離がある状態でも警戒しますし、縄張り範囲も大きくかなりの距離を歩かないといけないでしょうから、車で落葉した木を見て行けば良いです。 ヤマセミの場合は幸い車の通りの少ない所が殆どだと思いますが、できれば運転は奥さんにしてもらうなどすると良いでしょう。
ヤマセミは朝一に自分の縄張りを見て回ると書いてあるサイトもあります。
私自身その確信はありませんが、実際ヤマセミは明け方「ケッケッ」と鳴きながら飛んで来ることも経験していますので、明け方からしばらく車などに隠れて待ってみるのも有効です。 鳴き声はアカゲラなどと似ていますので出来れば事前に聞き分け出来るようにしておくと良いです。
実際の撮影時、時間的には日の出の15分前にはスタンバイするようにしています。 ヤマセミを探す場合もそれぐらいから待機すれば大丈夫と思います。
他には壊れてもよいボイスレコーダーを仕掛けておいても良いかも知れません。