2016年12月4日(日)
撮影機材
■ 機材紹介 合焦装置 クレイフォード式とラック&ピニオン式。
「攻略BORG」のぺージにアップする機材写真です。
笠井トレーディングの三機種(クレイフォード式)
上から
V-Power接眼部(最上位機種)
高機能DXマイクロフォーカス接眼部(旧LMF-1)
屈折用マイクロフォーカス接眼部(エントリーモデル)
とボーグの新製品 ラックピニオン接眼部(4枚目)です。
笠井トレーディングの三機種は後日、見た目の高級感や動きの違いなど今回撮影した写真と、動画で分かり易いように説明します。
同じように見える合焦装置ですが、
クレイフォード式とラック&ピニオン式があります。
それぞれの長所と短所があります。
クレイフォード式はギアではなくローラーシャフトをドローチューブに当てて摩擦で動かす方式で、
長所はそのために遊びがなく、また、軽い力で回転ができるので機材を揺らすことが少なくピント合わせがし易い点です。
短所はローラーシャフトの圧の調整具合によりますが、重いカメラをつけて上に向けた時、滑って空回りしてしまうことがあることです。
私も101EDで今のエントリーモデルの屈折用マイクロフォーカス接眼部の前の機種を使い始めた頃、
木の上の方に来た鳥を撮ろうといくらピントを合わせようと回しても合わない。
訳が分からず難儀したことがあります。(笑)
その後は滑ったことはないです。(今はそんな上を向けて撮ることもありませんが。(笑))
現在の高機能DXマイクロフォーカス接眼部やV-Power接眼部は滑り止めにダイヤモンドパウダーコーティングがされています。
ただ、ローラーの圧が緩んでいて現場でを調整したいこともありますので、六角レンチは携行した方が良いです。
ラック&ピニオン式は
ギアの噛み合わせで動きますのでクレイフォード式と違って滑ることはありません。
ラック&ピニオン式の一般的に言われる短所はバックラッシュ(遊び)があることです。
一方向に動かす場合には問題ないのですが、ピント合わせの場合はピントのピークを行ったり来たりしてピントを追い込みます。
そして最後は勘で一戻しするのですが、この反転する時に遊びがあるとピントが合わせ難くなります。
最後に戻したつもりが戻っていない(ピントが合ったつもりが合っていない)ということが起こり易くなります。
遊び分を感じてピント操作することが必要です。
V-Power接眼部, 屈折用マイクロフォーカス接眼部, 高機能DXマイクロフォーカス接眼部(旧LMF-1)
■ AFボーグ 90FLで撮影したカワセミの写真画像
AFボーグ 90FL カワセミ写真です。
二枚目は9時前の写真。
一枚目はそのあと10時過ぎの写真。
やはり色が青くなってきます。
9時前の写真はISO500でSS1/1000。
この後、ブレ抑止重視で感度を高くするか、解像力重視で感度を下げるかで迷ったのですが、
結局感度を下げてISO320でSS1/800で待ちました。
10時過ぎに鳴き声無しで止まってすぐに飛び込み、魚をくわえてさらに近い方に戻ってきてくれました。
今日はBORG90FLでAFにしていたのですぐに対応でき、とりあえず四枚の連写の中の一枚だけブレも少な目で何とか撮れた画像です。
感度を上げる方を選択しとけば良かった。(笑)
ノートリ、70%に縮小。
カワセミ, 野鳥
2016年12月1日(木)
お知らせ
■ コシアカツバメの飛翔写真が「日本の美しい色の鳥」という図鑑に掲載されました。
BORG50FLで撮影したコシアカツバメの飛翔写真が「日本の美しい色の鳥」という図鑑に掲載されました。
この図鑑は220ページほどあり、結構ボリュームがあります。
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出版社: エクスナレッジ
内容・概要
日本に生きる野生の鳥たちを色別に愉しむ唯一無二の野鳥図鑑!
鮮やかな赤(丹)が際立つタンチョウ、翡翠色を輝かせて舞うカワセミ、深い森にすむ橙色のアカヒゲ、古来より敬われる純白のライチョウ・・・
あらゆる日本の色をまとった鳥たちを、美しい写真と読み応えのある解説に加え、詳細なデータで存分に堪能できる全く新しい図鑑です!
発売日:2016/12/01
3,024円(税込)
コシアカツバメ, ツバメ飛翔写真, 野鳥, 飛翔写真
2016年11月30日(水)
BORG 77EDⅡ, カワセミ写真画像
■ 鹿児島県 Hさん BORG 77EDⅡ撮影 カワセミの写真作品
鹿児島県のHさんから、BORG 77EDⅡでのカワセミ写真を頂きました。
カワセミは常に頭を動かしています。
遠い絵では1シーンでゆっくりとピントが合わせられるカワセミのトマリモノも、
近距離の撮影ではカワセミが頭を動かすたびにピントの合い方が変わりますので大変です。
目にピントを狙っていればまだ楽なんですけど、近距離だとそんなわけにも行かず。
1、2枚目 マルチフラットナー1.08×DGで撮影、
3、4枚目 1.4テレコンDGで撮影。
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Hさん
今までのカワセミの写真より上手く撮れましたが、近距離でも
ピント合わせが難しいです。
77EDⅡ+K3での撮影です。
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カワセミ, 野鳥
■ 佐賀県 Iさん カワセミの写真作品 BORG50FL撮影
佐賀県Iさんから頂いたカワセミの写真です。
BORG50FL 400mm+【7214】1.4倍テレコンバーターDG
35mm換算840mm。
F11.2になります。
撮れるもんですね。
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Iさん
佐賀県のIです
先日は写真の掲載ありがとうございました
また投稿をさせて下さい
前回より解像したと思う写真が撮れました
藤野さんの批評をお願いします
カワセミ4枚です
おそらく同じ個体で換羽中と換羽後の写真が2枚ずつになります
撮影データ
カワセミ1、2 ISO250 SS1/400 ノートリミング 70%に縮小
カワセミ3、4 ISO200 SS1/400 トリミングあり 70%に縮小
機材
PENTAX K-5 50FL 7214テレコン
撮影方法
車内から半手持ち撮影 ブラインドネット使用
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カワセミ, 野鳥
カワセミ, 野鳥
■ 大分県Yさん AFボーグ90FL撮影 カワセミの写真画像
大分県Yさんから頂いたカワセミ写真です。
一枚目はISO 400 で SS 1/1600。
他はISO 800 で SS 1/800とあまり条件は良くなかったようです。
今回はこれまでとは別の撮影ポイントのようです。
お天気の良くない日は新しい撮影ポイントを探すのが結果的に効率良いです。
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Yさん
お世話になります。
いつも狙って居た所以外の近いところで、撮れましたので送ります。
90FL 直AF1.7 で撮影したところ明るさはあると思ったのですが
AFが迷いまして行ったり来たりしてなかなかピントが合いませんでした。
ピントが来たなと思っても微妙に違っているのです。
画面で拡大しますとピンボケばかりでした。
その為ライブビューに切り替えたら合いました。
カワセミの背中側の時の方が合わなかったような気がします。
木を狙った時は合いましたのでカワセミのアップの時はピントが合いにくいのでしょうか
何か良い方法があれば教えてください。
やはり明るさの問題なのでしょうか、アドバイスお願いします。
後でクローズアップレンズで短縮してみた所、今度はバシバシ合いました。
短縮となれば飛びものだと思い頑張ってみましたが全滅でした。
近いところの飛びものは難しいですね。
AFが迷ったのは NO・ です
それ以外はライブビューの手押しです。
BORG90FL 直AF K-3
カワセミ
ISO 400 SS 1/1600
ISO 800 SS 1/640
ISO 800 SS 1/800
ISO 800 SS 1/800
ジョウビタキ
ISO 800 SS 1/800
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カワセミ, 野鳥
2016年11月24日(木)
BORG 71FL
■ 香川県のKさん撮影野鳥写真画像 ジョウビタキ オス、メス。
2016年11月24日
香川県のKさんからジョウビタキの雌雄の作品を頂きました。
Kさんには六月にBORG71FLを購入いただきましたが、すでに野鳥撮影には厳しい季節になっていたかと思います。
これからは撮影しやすい季節ですのでどんどん撮って頂ければと思います。
カワセミの画像も、現在高解像のカワセミ作品を三名様から頂いていますので、明日からご紹介させていただきます。
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Kさん
ご無沙汰しております、香川県のKです。
暑い夏が終わり、 鳥撮りに気持ちの良い季節になりました。
今日10時から2時間程、 近所の森林公園を歩いてきましたところ、5か月目にして初めて見たジョウビタキが撮れましたので写真を 送らせて頂きました。
機材は71FLフジノオリジナルDX- SDセット&ペンタックスK1です。
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