「ブレずに行こう!」

カワセミと野鳥の写真撮影日記

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2019年3月18日(月)

ヤマセミ写真画像

■ ヤマセミ考

ヤマセミについて考える

一般的に警戒心が強いと言われるヤマセミです。ただ、撮影していてヤマセミはホントに警戒心が強い鳥なのかと思うこともあります。

アオサギなども人が近づくと結構な距離から逃げます。大型の鳥の方が警戒心が強いように思います。やはり大きな鳥の方が目立つからなのでしょう。ヤマセミが特に警戒心が強いということでも無いように思います。

近づける距離はカワセミは30メートルでヤマセミは100メートルなどとネットで見かけますが、100メートルと切りが良すぎるのも?です。個体差もあるでしょうから一律に言うのも?です。

 

ヤマセミの撮影は朝ヤマセミが活動始める前にスタンバイするの普通だと思いますがそれで良いのか。
ヤマセミへのアプローチに何か良い方法はないか。
ヤマセミに警戒されたから来ないのか、それとも撮影してなくてもその日は来ないのか。

ヤマセミについて色々考えたことや覚書をここに追加していきます。

他のカメラマンが居て、途中で撮影ポイントに出入すると他の人の迷惑になるような制約がある。
そんなポイントは除外です。

 

ヤマセミの警戒心

撮影していてヤマセミはカワセミより警戒心が少ないのではないかと思うことも良くある。

ヤマセミは本当に警戒心が強いのか?

何人ものカメラマンのテントが並ぶ光景をネットで見かけますが、そのような状態でヤマセミが人間に気づいて無い訳がないと思われる。それでもそのポイントに来るというのは警戒心が強いと言えるのか。
ヤマセミの縄張りは広く、他にいくらでも魚を捕るポイントがあるだろうに。

止まってすぐはケッケッケと鳴いているが、しばらくすると鳴き止む。

ヤマセミは威嚇してくる。

頭(テント)の上をケケケケとけたたましく飛び回った。

養魚場の人にヤマセミは気の強い鳥だ、ネットに絡まったのを助けてやろうとしたら噛みつきに来ると聞いた。

カワセミもそうだが、よそ見しているとめの前を飛んで行くが、川に注意を払っていると、避けて飛んで行く。

ブラインドで観察していた時、人が近づくと後ろのヤブに隠れた。

ブラインドに入っていると手の届きそうなところに止まったり、飛んで行ったりした。

車をつけると飛び去ったので、すぐにテントを張ったら、すぐに戻って来た。

地元の人にヤマセミはこの辺りには居ない、下流の民家のある辺りに居る。
ヤマセミは山の奥には居ないと言われたことがある。

民家の横に止まっていた。

川に面した民家から川を渡して張ったホースにヤマセミが止まっていた。

 

 

ヤマセミの行動

カワセミはしばらく同じパターンで来ることが多いが、ヤマセミには当てはまらない。

来ない時は、まったく来ないし、周辺にも見当たらない。
まったく違う場所に行っているのではないか。

ヤマセミの縄張り範囲は広いが行動範囲はさほど広くないのではないか。

繁殖期とそれ以外では居場所が違う。

縄張りと言ってもきちっとした線引ができているわけではないだろう。自分の縄張りに侵入してきたものには怒るが、他人の縄張りを守ろうなんて気はない。

2時間じっと止まっていたこともある。その間魚を獲ろうともしなかった。
ヤマセミは一日5〜6匹の魚を食べをると書いてあるのを見たことがあるが、5匹として5時〜19時まで14時間だと4時間に一匹しか食べないことになる。

かなり大きなオイカワを食べているのを見たことがあるが、
ヤマセミの体重は300グラムほど?、一日に体重の何パーセントの重さの食事をするのか。
20パーセントで60グラム。
漁協のアマゴ成魚放流情報に平均50グラムとなっていたら小さいと判断しますが。

体ごと右を向いたり左を向いたりを繰り返す。相方を探している?。

巣から出て来たら水浴びする。

抱卵時も二羽で飛んでいる。
卵は四六時中抱かなくても良いのか?

長く止まっていたヤマセミのオスが飛び立つと対岸の茂みの中からメスが飛び出して一緒に飛んで行った。気配はまったくなかった。気づかなかった。

 

ヤマセミのアプローチのタイミング

ブラインドは必須。

ヤマセミの撮影機材は朝ヤマセミが活動始める前にスタンバイするのが普通。

そもそも定まったポイントで待つ方法が良いのかどうか?

定まったポイントに来るのは巣ごもりしている時だけではないか?

ヤマセミは一度姿を見られるとその日はもう来ない。本当か?。

ヤマセミは朝一番縄張りを巡回する。本当か?。

仮にヤマセミが朝一番縄張りを巡回して、もし人が居ればそこには一日来ないと言うのが正しいなら、見つかって一日中来ないリスクを負うより、朝一番はやめて、人が居ないと思わせてから、すきを見てテントを張る方が良いのではないか。

 


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