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「ブレずに行こう!」

カワセミと野鳥の写真撮影日記

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2016年12月29日(木)

機材

■ 「焦点距離の話」

写真は「紀伊半島カワセミ奮戦記」にアップしている古い画像です。
 
125SD(750mm)、101ED(640mm)、45EDⅡ(325mm)です。
 
この三本、口径と焦点距離はこれだけ違いますが、F値は殆ど同じです。
 
F値が同じとみてこの三本でその焦点距離に応じて鳥との距離をとって同じ大きさに写した場合、
最も解像写真を撮り易いのは45EDⅡです。
F値が同じなら焦点距離が長い方が格段に難しくなります。
 
ただ、45EDⅡは何が難しいかというと鳥に近づかなければならないという点です。
101EDの半分の距離に近づかないと同じ大きさに撮れないわけです。
 
以前お客さんがクローズアップレンズで短縮するのとしないのでは難しさが全く違いますねと話されました。
その時私は倍の倍ぐらい難しいと思ってますと答えたことがあります。
 
大分県のYさんも71FLの次に90FLを購入いただいた時に「500mmのブレは凄まじいですね。(AFアダプターをつけての話ですが)」と仰っておられました。
 
一方、焦点距離の違うレンズの歩留まりを単純に比較する方もおられます。
焦点距離の長さの違いをあまり重く考えておられないようです。
 
焦点距離が違えば撮影の難しさも全く違います。
望遠撮影で焦点距離が長いということは大変なことです。
 
仮に400mmF5.6口径71mmと 一段分長い560mmF5.6口径100mmのレンズがあるとします。
この場合同じF値で一段分長いので560mmF5.6の撮影は400mmF5.6より一段分難しくなります。
560mmで400mmF5.6と同じような歩留まりを得ようとすれば、もう一段明るいさらに口径の大きいレンズ(560mmF4口径140mm)が必要になります。
 
ましてや400mmF5.6を1.4倍テレコンで560mmにした場合は焦点距離が一段長くなる分歩留まりが悪くなる上に、F値も一段分暗くなり、シャッタースピードが遅くなりますので撮影は倍の倍難しくなります。
実際にはそれだけではなく、焦点距離が長くなると鳥を捉えることも難しくなりますので難易度はさらに上がります。
 
テレコン等で焦点距離を長くするということはそれだけ難易度は上がるということを十分意識して撮影することが大事だと思います。
 
焦点距離の長さの違いのブレの凄さを十分感じられている方が、解像写真を撮られているのだと思います。
 
以上を「攻略! デジボーグ」のページにアップしました。